2011年3月10日木曜日

見慣れない

#twnovel 退屈な日常から脱却すべく、通勤ルートを変えた。見慣れないバスに飛び乗り、見慣れない港町で降りる。ふらりと入った見慣れない食堂に住み込み、店主に認められて見慣れない娘と結婚した。ふと見慣れないテレビを付ける。見慣れない姿の年老いた両親が僕の名を叫んでいた。

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