2012年3月24日土曜日

お墓みたい

#twnovel 「お墓みたいだったわね」帰りに妻が口を開いた。検討中の物件はコンクリート打ち放しのデザイナーズ住宅で、確かに石棺を連想できる。でもそんな縁起でもない言い方ないだろ、君も気に入ったと思ったのに。口を尖らす僕を見て妻が笑う。「いいじゃない。お墓だって一緒に入るのよ」

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