2012年3月16日金曜日

3.11

#twnovel ドーム内に満天の星空が瞬いた。「普段は街の灯りで見えにくいのですが、本来はこのように見えます」心地よいシートにもたれ学芸員の解説を聞きながら、私はそこに街中の灯りが消えたあの日の夜空を重ね合わせていた。視界の隅を横切る流れ星に、心の中で小さな祈りを捧げながら。

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