2013年2月9日土曜日

日本史

#twnovel 静まり返った図書館で、ふいに彼女がついたての向こうから顔を出した。…ねぇ、年貢の納め時っていつだと思う?彼は開いていた日本史の参考書から目を離し、周囲に気遣い彼女の耳元に囁いた。…やっぱり秋なんじゃないかな。「それが?」「ウチの両親のプロポーズの言葉なんだと」

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