2012年4月18日水曜日

念じる2

#twnovel 「利用者が念じる『冬至』に連れていってくれるのじゃ」タイムマシンを改良した博士はそう言って未来へ跳んだ。それ以来彼は毎年12月22日頃に僕を呼び出す。「それでさっきの話の続きじゃがの」そんな事言われても僕にとっては数ヶ月前の話だ。彼との話はいつも噛み合わない。

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