2011年8月23日火曜日

夏が過ぎたら

#twnovel 夏が来れば思い出す。「それじゃ、夏が過ぎたら忘れちゃうんだ」からかうような口調の中に、僕は一抹の寂しさを感じ取る。そう、たぶん夏が過ぎたら僕は君のことを忘れてしまう。でもいつか必ず思い出す。一抹の寂しさは、大きな喪失感の残り香だってことを僕らは知っているから。

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