2012年7月26日木曜日

柔らかな

#twnovel お化け屋敷は正直苦手だけど、ぴったりとしがみついてくる彼女の柔らかな肌に舞い上がり、臆病な自分を押し殺して歩を進める。外に出ると、当の彼女がかき氷を両手に僕を出迎えた。「ごめんね、怖くて先に出ちゃって。これお詫び」え、だって…。まだ温もりの残る腕に鳥肌が立った。

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