Kinako-Nejiri
投稿小説についてのあれこれと、書き散らかしたTwitter小説のアーカイブ
2011年6月28日火曜日
スイカ
#twnovel 親父がスイカになった。「いい大人がタライで水浴びをするわけにはいかんが、スイカなら自然だろう」という言い分だ。そんな親父を羨ましく思いつつ僕は学校へ行く。帰宅するとタライに親父の姿がない。台所で母がスイカに包丁を入れていた。「刑事さん、これが父の失踪の真実です」
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