Kinako-Nejiri
投稿小説についてのあれこれと、書き散らかしたTwitter小説のアーカイブ
2011年2月9日水曜日
心残り
僕には心残りがあった。卒業までに彼女に告白しなければ。意を決し深夜の校庭に向かう。桜の木の下を優しく掘り出し、あの日と同じ場所にいる彼女にありったけの勇気を振り絞る「ずっと好きでした」。卒業式、生徒会長の僕は彼女の遺影と共に入場した。僕たちは一緒に卒業したのだ。 #twnovel
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