2011年5月19日木曜日

同窓会

#twnovel 若い頃受験に失敗した学校から、同窓会の案内が届いた。会場に足を運ぶが、見知った顔はない。「そりゃそうさ。枝分かれしたパラレルワールドのひとつなんだから」親しげに話し掛けてくる見知らぬ人々との歓談の輪。共に送れたかもしれない青春の残り香が、涙腺の奥で小さく波打つ。

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