Kinako-Nejiri
投稿小説についてのあれこれと、書き散らかしたTwitter小説のアーカイブ
2011年5月2日月曜日
煩わしい
#twnovel 煩わしい世の中に絶望し自ら命を絶ったはずなのに、気がつくと僕は病院のベッドにいた。喜ぶ家族を落ち着かせて医者が言う。「正直、蘇生する確率は厳しいものがありました。本人の意思次第だと」僕は力なく首を振る。「いえ。書類不備で帰されたんです」全く、あの世も煩わしい。
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