2011年7月27日水曜日

花火

#twnovel 「ごめんね、私のせいで花火を観に行けなくて」僕は首を振る。「いや、このほうが独り占めできていいなって」花火のことを言ったつもりだったけど、何やら勘違いしたみたいな彼女の顔が、暗がりのなかでも真っ赤で可愛かったから黙っておこう。コンビニで買った花火を2人で囲む夜。

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