2011年6月2日木曜日

秘密

#twnovel 僕は良心の呵責に苛まれていた。「今まで黙っててごめん。実は結婚前から、何度かコピーロボットに僕の代わりをやらせてた」妻が目を丸くした。「え、あなたも!?」今度は僕が驚く番だった。傍らで小さな寝息を立てている娘の鼻をそっと押してみる。みるみるうちに人形に戻った。

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