Kinako-Nejiri
投稿小説についてのあれこれと、書き散らかしたTwitter小説のアーカイブ
2012年2月28日火曜日
骨董店にて
#twnovel 頑固親父の骨董店には美しいランプが鎮座している。「こいつにはとびきり上等な女の精が宿っている」奥さんが淹れたお茶を飲みつつ、これだけは譲れないと話すのが彼の口癖だった。彼の死後、店は取り壊された。あの優しそうな奥さんは忽然と姿を消し、ランプの行方も知れない。
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