Kinako-Nejiri
投稿小説についてのあれこれと、書き散らかしたTwitter小説のアーカイブ
2011年12月9日金曜日
ふわり
#twnovel ふわりと舞い降りた一片の雪を掌で受けとめて、くすんだ空を見上げる。「落としましたよ?」返事の代わりに吹いた潮風が足元の砂塵を巻き上げた。変わり果てたこの街に冬が来る。「謝礼は一割だけでいいです」あとは雪不足のスキー場へ。掌の雪は消えている。確かなぬくもりの中に。
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