Kinako-Nejiri
投稿小説についてのあれこれと、書き散らかしたTwitter小説のアーカイブ
2011年12月1日木曜日
祈り
#twnovel 執行の朝、死刑囚は澄んだ瞳を向けた。「神父様、お世話になりました。先に天国で待っています」小さな町で起きた殺人事件。以前から親交のあった彼を導くのは私の務め。冤罪を訴え続けていた彼、私が天国で彼と会うことは許されないだろう。真犯人の行き先は地獄と決まっている。
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