2012年8月31日金曜日

分からないよね

#twnovel 小さな駅舎を出ると頼れるのは数えるほどの街灯だけ。つい先日まではまだ明るかった時間帯なのに、気づかぬ間に季節は進んでいる。「夜道を歩く心細さ、男の子には分からないよね」そう言う彼女の手に思い切って触れてみる。夜道でよかった。この気持ち、女の子には分からないよね。

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